3.活動内容

 機構の活動は、下記の6つの活動により成り立っております。委託された課題ごとに委員会または部会を構成しますが、場合によっては委託に応じた委員会形態以外の支援活動を行っております。

活動内容

(1) 技術評価は、一番重要な活動ですが、評価を委託された案件ごとに委員会を構成します。委員会のメンバーの選任、委員会で出す結論などは、第3者性を損なわないように、細心の注意を払い決定し、公開の原則で活動を行っております。従って評価委員会の議事録は、委員会開催の度にホームページに掲載され、委員会報告書は公開になっております。

(2) 技術支援も多くの場合、委託の課題に相応しい専門分野のメンバーから成る委員会を構成し委員会活動によって行います。(1)と同様に通常の場合、委員会は10人程度の専門学識経験者で構成されますが、専門家が北海道地区では不十分である場合には広く全国的にその分野のエキスパートを探索し、参加して貰います。最新の知識による技術支援が行えるように努力します。なお、委員会活動以外の技術支援活動として、行政官庁が主催する部内委員会への、専門委員の推薦なども行っております。

(3) 技術情報教育支援は、最新で時を得た技術情報を伝達するための教育支援を行い、社会に貢献してゆきたいと考えております。

(4) 技術者倫理教育および問題解決支援には、技術者倫理教育の課題を広く捉えて、教育支援をするとともに技術者倫理に係わる諸問題についての解決支援を行い、社会に貢献してゆきたいと考えております。

(5) 評価支援情報に関する刊行
 各委員活動、委員会、部会を紹介するものです。

(6) 研究員による課題研究および機構支援
 目的に係わる課題の研究および本機構の支援を行います。解決が必要とされる社会の課題の中から機構が自ら選定し独自に部会を構成して、社会に貢献してゆきたいと考えております。

これらの活動の一番大きな特徴は、課題ごとに我が国の第1線の専門家が機構の趣旨である利潤を追求せずに社会に貢献することに賛同して活動を行う点です。